土佐光起 掛け軸
土佐光起の掛け軸です。
土佐光起は、江戸前期の土佐派の画家で、室町末期以来途絶えていた絵所預となり、土佐家を再興しました。光長・光信と併せて土佐三筆と称されます。
今回の掛け軸は、草むらで餌をついばむ鶉が一羽描かれていますが、江戸中期の国学者、橋本経亮は著書『梅窓筆記』で、光起の鶉の絵に猫が飛びかかったという伝承を記しているほど、光起は鶉を得意としていました。
鶉を題材とした代表作である「粟穂鶉図屏風」も重要美術品に指定されています。
土佐光起の掛け軸です。
土佐光起は、江戸前期の土佐派の画家で、室町末期以来途絶えていた絵所預となり、土佐家を再興しました。光長・光信と併せて土佐三筆と称されます。
今回の掛け軸は、草むらで餌をついばむ鶉が一羽描かれていますが、江戸中期の国学者、橋本経亮は著書『梅窓筆記』で、光起の鶉の絵に猫が飛びかかったという伝承を記しているほど、光起は鶉を得意としていました。
鶉を題材とした代表作である「粟穂鶉図屏風」も重要美術品に指定されています。